相談「好きな女性が他の男と仲良くしていると強く嫉妬してしまうのですが、どうすればいいですか?」
読者の方から以前にこんな相談をもらいました。
「私は恋愛関係のことで悩んでいます。 私は現在大学生で去年の7月ごろから片思い中の子がいます。彼女とはクラスとサークルが一緒なこともあって友達としては仲が良いです。 たまに彼女のSNSを見て男友達と遊んでいるのをみると、嫉妬してしまいます。私自身は女友達のほうが男友達より多く、仲良くしています。 こういう状況を客観的に見ると、私の嫉妬心は自己中心的なものだと分かりますし、気にしないようにしてるのですが、知らず知らずのうちに気分が落ち込んでしまいます。 このような状況が辛いです」
基本的に、嫉妬をするというのは好きであれば自然な感情です。
当然、目の前に好きな子がいて、その子が自分以外の人と仲良くしていたら「俺も仲良くしたいし!」となるし、
「あいつを好きになっちゃうかなあ?」という考えが頭に浮かぶことだってあるよね。
とはいえ、大事なことは、その思考が頭に浮かんだときに、その思考に力を与え続けないこと。
そこでもう、思考を意識的にストップさせることが大事。
そこに思考の力を注ぎ続けると、どんどん被害妄想は広がっていき、悪い状態から行動するようになる。
では、こういうとき、一体どうすればいいのか?
基本的に、人の状態が下がってしまうのは、 自分の願望が満たされないと感じているとき。
つまり、今回で言えば、
好きな人とラブラブでいたいのに、そうできないと感じるとき。むしろ他の人がラブラブになっているように見えて、自分の願望実現が邪魔されているのではないかと感じるとき
に状態が下がってしまうわけだね。
ただ、ここでポイントになるのは、
自分のセルフイメージが低いと、とにかくネガティブな見方をしてしまう
こと。つまり、同じ出来事でもネガティブになる人とならない人がいる、ということ。
ネガティブになりやすい人は、色んなことを「ネガティブモードに入るきっかけ」にしてしまうもの。
気持ちはよ〜く分かる。
ただ、本当はそこでネガティブにならなくても大丈夫なんだ。
色々なことをネガティブのきっかけにしてしまう というのが、好きな人の言動や、好きな人が他の人と話すなどといったときに嫉妬したり、一喜一憂してしまう根本的な原因なんだね。
大事なのは、「きっかけ」を少なくすること。
つまり、自分自身の意識や見方を明るいものに変えていくこと。
ネガティブな見方こそが、ネガティブな感情を引き起こす。
もちろん嫉妬は誰でもするものなのだけど、 自分に対するネガティブな気持ち、自分の願望実現に対するネガティブな気持ちが強ければ、強い嫉妬心を感じることになる。
例えば、「自分は大丈夫」「自分は魅力的である」という自己イメージを持っている場合というのは、 嫉妬心は必要以上に強くならなさそうだよね。
もちろんすることはするだろうけれど、ネガティブな現実を生み出す行動をしてしまうところまではいかないと思う。
つまり、嫉妬心を必要以上に感じないようにしていくための本質は、 自分と自分の人生に対するイメージを高めること になる。
自分に対して前向きな見方ができる
自分の人生に対して前向きな見方ができる
ことで、嫉妬心を必要以上に感じなくなれるようになる。
物の見方、セルフイメージ次第で感情は変わってしまうわけで、 とにかくこの「自分の物の見方」を明るい方向に持っていくトレーニングを重ねていくこと。
ここは練習でありトレーニングが必要な領域なので、 その意識はぜひ持つようにしてみてね。
1回で出来るようになるわけではないし、 過去これまでどれだけ、どういう積み重ねをしてきたか、の影響は当然受けます。
例えば、今40歳で、今までネガティブな見方に馴染んで来た場合、 ある程度の期間は意識的に明るい方向に意識を向ける練習は必要になる。
例えば、恋愛における「ネガティブになってしまう」に関してよくある例だと、 LINEで返事がなかなか来ない。
ここでネガティブになることはよくある。
「自分の恋愛はうまくいかない」 「自分は魅力も価値もない」 と思っていれば思っているほど、うまくいっていない証拠は集まってくるし、 嫉妬心を感じることも多くなり、 うまくいっていることですら、うまくいっていないように見えてくる。
例えば、彼氏が仕事で本当に疲れているとして、本当に疲れているからLINEの連絡が遅いだけでも、 「もしかして、嫌われたのかな」 と不安になることがある。
これは不安になる選択をしているということで、 本来、そこで不安にならないこともできるんだ。
不安になる選択をして実際に不安になり、その不安な状態をなんとか緩和したいから、連絡を催促したり、 「怒り」や「正しさ」を持ち出してきて、「何で連絡しないの!」と詰め寄ったりする。
もしくは、自分を責める。
ただそれは「自分がネガティブな物の見方をしている」「自分の人生に対してネガティブな未来を描いている」からこそ出てくる感情。
その見方、その未来の描き方を改善していかないと、 人生はどんどんそちらの方向に向かってしまう。
先に自分のネガティブな意識があって、そのネガティブな意識の方向に向かってしまう、ということ。
極端な例だけど、もしも、「自分の恋愛はうまくいく」という意識を保てるのであれば、 どんどん目の前の小さなことは気にならなくなっていく。
なぜなら、どうせうまくいくから。
そう思えているなら連絡を待てるだろうし、待っている間に欠乏感、欠落感を感じることもなくなっていくんだね。
好きな人が異性と話していても「どうせうまくいく」「大丈夫」という意識を保っているから、そこまで気にならない。
ネガティブな物の見方をしている 自分に自信がない 自分の人生がうまくいくと思えない というところに、真の原因がある。
欠乏感、欠落感というのは、あくまでも「感」。
つまり、そう「感じている」ということであって、実際に欠乏しているとか欠落しているということではないんだ。
自分がそう「感じている」ということで、 欠乏感や欠落感というのは、意識次第でいくらでも改善することができる。
ここを意識で改善するんじゃなくて、現実の人や、現実の出来事で改善しようとするから、苦しくなる。
というのも、現実の人や出来事は、コントロールできないから。
例えば、好きな人が異性と話すことはコントロールできない。
職場に異性はいるだろうし、「話すな」なんて言えば、息苦しさを感じて、あなたと別れたり離れることを選択する可能性は上がりそう。
もし仮にそういう約束をしたとしても、 自分が見ていないところで話すことをコントロールすることなんてできないよね。
となると、コントロールできないときに苦しむことになる。
でも、そもそも他人を思うようにコントロールすることはできないし、 起こる出来事を思うようにコントロールすることもできない。
もし現実の出来事を思うようにコントロールできるなら、 信号は全部最高のタイミングで青に変わるはずで、 渋滞に巻き込まれることもないはず。
でも、実際には、レストランで待ち時間があることは普通に体験するよね。
現実の出来事はコントロールできないし、 他人の言動、好きな人の行動をコントロールすることもできない。
だけど、自分の意識をコントロールすることはできる。
自分に対してどういうイメージを持つか。 自分の人生に対してどういうイメージを持つか。 明るい方向に考えられるかどうか。
ここをトレーニングで徹底的に鍛えていくことが大事。
とにかく、そこに取り組むこと。
そうすれば、不要な嫉妬心で悩むことはなくなる。
明るい気持ちを感じることを得意になり、 明るい気持ちを感じる考え方にアクセスする達人になっていく。
そうすると、目の前の他人の言動、好きな人の言動で意識がブレることがないから、感情を明るく保つこともできるし、 とにかく機嫌の良い人、エネルギーが高い人、エネルギーを与える側の人になっていくことができる。
基本、ネガティブな雰囲気をまとっている人にはどんどんネガティブな出来事が集まってくるもので、 それは周りの人の人生を見ていても体験的に分かるんじゃないかと思います。
明るい雰囲気をまとうこと、そういう意識を持てること。
ここを、徹底的にトレーニングしていきましょう。
そうすれば、もっともっと恋愛を楽しむことができるので( ̄▽ ̄)
その他、メンタルを高めるトレーニング方法、仕事や恋愛、人間関係などあらゆる場面で役に立つメンタルに関する情報をメルマガにて無料で配信中。
「恋愛メンタル力を高める」トレーニング法や情報を無料で。池田潤オフィシャルメルマガを購読する。
LINE@でもメンタルに関する情報を随時発信しています。 友達追加後、無料メントレ動画「自分の状態を高める技術」が届きます。
noteもやっています。 noteでは「自信を鍛えるメントレ」発売中。本物の自信を手に入れたい方にオススメです。
詳細はこちらから。
:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
YouTubeでもメントレ動画を配信しています。
「簡単にできるセルフイメージの高め方」
本も出版しています。 こちら韓国でも出版されました。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」