心を鍛えるブログ 

作家・メンタルトレーナー池田潤のブログ

もっと仕事や勉強を楽しめるようになる方法。

 

さて今日は、「もっと仕事や勉強を楽しむためには?」というテーマで書いていきます。

 

 

何かをやれない、楽しめないときによくありがちなのは、ハードルを上げすぎているというもの。  

 

これ、よく言われることではあるけど、気づきにくいことでもある。  

 

うーん、なんだか調子出ないなあ なんだか楽しめていないなあ なんか苦しいぞ   と感じているとき、無意識にハードルを上げすぎていることが多いんだね。  

 

ハードルが高い状態って、1日2日、あるいは我慢強い人ならもっといけるんだけど、 実はメンタルは疲弊していっている。  

 

基本、無理は続かない。  

 

無理は続かないというのがどういうものとして現れるかというと、やる気が出ない 楽しくない   という感覚として現れてくる。  

 

例えば、短期間でバーっとやって、その後、もう触れたくない、もうやりたくないと感じる取り組み方ってあるよね。  

 

これ、もちろん方法として有効な場合もあるからいいんだけど、メンタル的に起こっていることとしては、  

 

無理と負担をかけていると、最終的にやる気の低下という形で自分をストップさせる

 

というもの。

 

あと、ハードルを上げすぎているときって、自己否定が絡んでいることも多いから余計に状態が下がりがちなんだよね。

 

自己否定からくる高すぎるハードルが無意識に状態を下げ、やる気を低下させる要因になっていることは多い。 

 

ただ、ここで一つの疑問も出てくる。

 

例えば、結果が欲しいとして、

 

「結果を得るためにはそれなりの取り組みをしなくちゃいけないんです。だから、甘いこと言ってられないんですよ!こっちは!必死なんすよ!」

という意見だ。

 

ただ、筋トレで考えてほしい。

 

結果が欲しいからといって、毎日毎日同じ箇所を、圧倒的負荷でやっていったとして、筋肉はつくかというと、つかないよね。

 

 

しかも、辛く苦しいし、一定の期間が過ぎたら筋トレは卒業したくなりそう。

 

楽しくない、怪我して痛い、筋トレ嫌いになる。

 

という感じで、かなり残念な結果になりそうだ。

 

じゃあ逆に、どういうやり方がいいかというと、

 

必要な刺激を必要な分だけ与えて、あとはしっかり栄養を取って、めっちゃ寝る。

 

で、筋肉をしっかり休めて、

 

「あ、ジュンさん、おっけーっす。オレ」

 

と筋肉が言ってきたら、「よし、いこうか」と言って、もう一度やる。

 

これを繰り返していけばいいだけ。

 

それが、最も結果につながる行動。

 

これはありとあらゆることにも言えるもので、

 

自分なりのハードルを越えていくことが結局は最も良い取り組み方。

 

もちろん、慣れてきて、成長してきたら、どんどん基準も上がってくる。

 

そのときはやる量も上げればいいね。

 

そのときは、量自体は増えているかもしれないけど、メンタル的な負担は減ってる。

 

やっている量とメンタル的負担は、人による。

 

量が多いからって負担なわけじゃないし、

量が少ないからって負担がないわけじゃない。

 

  人による。  

 

慣れてきて自分も成長してきたら、 量が多くてもやる気が低下するということはなくなってくるし、 むしろやる気は上がる。  

 

自分なりの次の一歩をこなしていくのは楽しいことだから。

 

ゲーム感覚で取り組めるんだよね。  

 

他人に認められるような結果を早く出さなければならないという感じで、自分のハードルよりも他者の目を気にした取り組み方ばかりをしていると待っているのは、  

 

やる気の低下 であり、 楽しくない という状態だ。  

 

ゲームをしているときに他のプレイヤーのことは気にしないし、 ゲームを楽しんでいるだけで、誰かに評価されたいと思ってやっていないよね。      

 

この話全般を通して、目標を下げなさいとか、ゴールを低く、と言っているわけじゃない。 ここは割と重要。  

 

目標やゴールを掲げる場合は、自分が心からワクワクするものにしよう。

 

高かろうがなんだろうが、ゴールはワクワクするもの。

 

ここは鉄板。  

 

ただ、「今日やっていくこと」に関しては、自分なりのハードル、自分なりの一歩をこなすこと。  

 

朝のランニングをしようと思うなら、ウォーキングでいいくらいだ。

 

たとえ、フルマラソンを走ることが目標だとしても。  

 

外に出てストレッチするだけでもいい。  

 

もしお隣の誰かさんが、   「わたし、10キロ。行くわ 」と言ってたら、  

 

無視だ。  

 

完全に無視だ。  

 

引っ越しだ。  

 

(それはやりすぎ)  

 

とにかく、自分の一歩に集中。  

 

そう。  

 

アキレス腱に集中していればいい。  

 

アキレス腱を伸ばすことに集中し、 そんな自分を褒めること。  

 

ナイスアキレス!

 

いいアキレスだよ!

 

きてるきてる!

 

いけるよ!  

 

と言ってあげる、ということだ。  

 

それができれば、楽しくなる。    

 

例えば、この記事に関しても、正直、かなりリラックマ状態で書いてる。  

 

コーヒーも、飲んでる。  

 

IMG_2166  

 

ある意味適当に書き始めた結果、意味不明なことも頭に浮かび、 適当だからそのまま表現している。  

 

このリラックマ加減が割と楽しいわけで、  

 

自分自身、ハードルをあえて下げるというのは日常的にやっていて、実際に効果を上げているんだよね。  

 

ということでぜひ、楽しめなくなってきた、やる気が出なくなってきたときには、

 

あえてハードルを下げる

 

ということをやってみてください。  

 

オススメです。    

 

 

 

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相談「好きな女性が他の男と仲良くしていると強く嫉妬してしまうのですが、どうすればいいですか?」

      読者の方から以前にこんな相談をもらいました。  

 

「私は恋愛関係のことで悩んでいます。 私は現在大学生で去年の7月ごろから片思い中の子がいます。彼女とはクラスとサークルが一緒なこともあって友達としては仲が良いです。 たまに彼女のSNSを見て男友達と遊んでいるのをみると、嫉妬してしまいます。私自身は女友達のほうが男友達より多く、仲良くしています。 こういう状況を客観的に見ると、私の嫉妬心は自己中心的なものだと分かりますし、気にしないようにしてるのですが、知らず知らずのうちに気分が落ち込んでしまいます。 このような状況が辛いです」  

 

基本的に、嫉妬をするというのは好きであれば自然な感情です。    

 

当然、目の前に好きな子がいて、その子が自分以外の人と仲良くしていたら「俺も仲良くしたいし!」となるし、

 

「あいつを好きになっちゃうかなあ?」という考えが頭に浮かぶことだってあるよね。

 

とはいえ、大事なことは、その思考が頭に浮かんだときに、その思考に力を与え続けないこと。  

 

そこでもう、思考を意識的にストップさせることが大事。

 

そこに思考の力を注ぎ続けると、どんどん被害妄想は広がっていき、悪い状態から行動するようになる。  

 

では、こういうとき、一体どうすればいいのか?  

 

基本的に、人の状態が下がってしまうのは、 自分の願望が満たされないと感じているとき。  

 

つまり、今回で言えば、 

 

好きな人とラブラブでいたいのに、そうできないと感じるとき。むしろ他の人がラブラブになっているように見えて、自分の願望実現が邪魔されているのではないかと感じるとき

 

に状態が下がってしまうわけだね。

 

ただ、ここでポイントになるのは、  

 

 

自分のセルフイメージが低いと、とにかくネガティブな見方をしてしまう

 

こと。つまり、同じ出来事でもネガティブになる人とならない人がいる、ということ。  

 

ネガティブになりやすい人は、色んなことを「ネガティブモードに入るきっかけ」にしてしまうもの。  

 

気持ちはよ〜く分かる。  

 

ただ、本当はそこでネガティブにならなくても大丈夫なんだ。  

 

色々なことをネガティブのきっかけにしてしまう   というのが、好きな人の言動や、好きな人が他の人と話すなどといったときに嫉妬したり、一喜一憂してしまう根本的な原因なんだね。  

 

大事なのは、「きっかけ」を少なくすること。  

 

つまり、自分自身の意識や見方を明るいものに変えていくこと。  

 

ネガティブな見方こそが、ネガティブな感情を引き起こす。  

 

もちろん嫉妬は誰でもするものなのだけど、   自分に対するネガティブな気持ち、自分の願望実現に対するネガティブな気持ちが強ければ、強い嫉妬心を感じることになる。

 

 例えば、「自分は大丈夫」「自分は魅力的である」という自己イメージを持っている場合というのは、 嫉妬心は必要以上に強くならなさそうだよね。  

 

もちろんすることはするだろうけれど、ネガティブな現実を生み出す行動をしてしまうところまではいかないと思う。  

 

つまり、嫉妬心を必要以上に感じないようにしていくための本質は、   自分と自分の人生に対するイメージを高めること   になる。  

 

 

自分に対して前向きな見方ができる

 

自分の人生に対して前向きな見方ができる

 

 

 

ことで、嫉妬心を必要以上に感じなくなれるようになる。  

 

物の見方、セルフイメージ次第で感情は変わってしまうわけで、   とにかくこの「自分の物の見方」を明るい方向に持っていくトレーニングを重ねていくこと。  

 

ここは練習でありトレーニングが必要な領域なので、 その意識はぜひ持つようにしてみてね。  

 

1回で出来るようになるわけではないし、   過去これまでどれだけ、どういう積み重ねをしてきたか、の影響は当然受けます。  

 

例えば、今40歳で、今までネガティブな見方に馴染んで来た場合、   ある程度の期間は意識的に明るい方向に意識を向ける練習は必要になる。  

 

例えば、恋愛における「ネガティブになってしまう」に関してよくある例だと、 LINEで返事がなかなか来ない。  

 

ここでネガティブになることはよくある。  

 

「自分の恋愛はうまくいかない」 「自分は魅力も価値もない」   と思っていれば思っているほど、うまくいっていない証拠は集まってくるし、 嫉妬心を感じることも多くなり、 うまくいっていることですら、うまくいっていないように見えてくる。  

 

例えば、彼氏が仕事で本当に疲れているとして、本当に疲れているからLINEの連絡が遅いだけでも、   「もしかして、嫌われたのかな」   と不安になることがある。  

 

これは不安になる選択をしているということで、 本来、そこで不安にならないこともできるんだ。  

 

不安になる選択をして実際に不安になり、その不安な状態をなんとか緩和したいから、連絡を催促したり、 「怒り」や「正しさ」を持ち出してきて、「何で連絡しないの!」と詰め寄ったりする。  

 

もしくは、自分を責める。  

 

ただそれは「自分がネガティブな物の見方をしている」「自分の人生に対してネガティブな未来を描いている」からこそ出てくる感情。  

 

その見方、その未来の描き方を改善していかないと、 人生はどんどんそちらの方向に向かってしまう。  

 

先に自分のネガティブな意識があって、そのネガティブな意識の方向に向かってしまう、ということ。  

 

極端な例だけど、もしも、「自分の恋愛はうまくいく」という意識を保てるのであれば、 どんどん目の前の小さなことは気にならなくなっていく。  

 

なぜなら、どうせうまくいくから。  

 

そう思えているなら連絡を待てるだろうし、待っている間に欠乏感、欠落感を感じることもなくなっていくんだね。  

 

好きな人が異性と話していても「どうせうまくいく」「大丈夫」という意識を保っているから、そこまで気にならない。  

 

ネガティブな物の見方をしている 自分に自信がない 自分の人生がうまくいくと思えない   というところに、真の原因がある。  

 

欠乏感、欠落感というのは、あくまでも「感」。  

 

つまり、そう「感じている」ということであって、実際に欠乏しているとか欠落しているということではないんだ。  

 

自分がそう「感じている」ということで、   欠乏感や欠落感というのは、意識次第でいくらでも改善することができる。  

 

ここを意識で改善するんじゃなくて、現実の人や、現実の出来事で改善しようとするから、苦しくなる。  

 

というのも、現実の人や出来事は、コントロールできないから。  

 

例えば、好きな人が異性と話すことはコントロールできない。  

 

職場に異性はいるだろうし、「話すな」なんて言えば、息苦しさを感じて、あなたと別れたり離れることを選択する可能性は上がりそう。  

 

もし仮にそういう約束をしたとしても、 自分が見ていないところで話すことをコントロールすることなんてできないよね。  

 

となると、コントロールできないときに苦しむことになる。  

 

でも、そもそも他人を思うようにコントロールすることはできないし、 起こる出来事を思うようにコントロールすることもできない。  

 

もし現実の出来事を思うようにコントロールできるなら、 信号は全部最高のタイミングで青に変わるはずで、 渋滞に巻き込まれることもないはず。  

 

でも、実際には、レストランで待ち時間があることは普通に体験するよね。  

 

現実の出来事はコントロールできないし、 他人の言動、好きな人の行動をコントロールすることもできない。  

 

だけど、自分の意識をコントロールすることはできる。  

 

自分に対してどういうイメージを持つか。 自分の人生に対してどういうイメージを持つか。 明るい方向に考えられるかどうか。  

 

ここをトレーニングで徹底的に鍛えていくことが大事。  

 

とにかく、そこに取り組むこと。  

 

そうすれば、不要な嫉妬心で悩むことはなくなる。  

 

明るい気持ちを感じることを得意になり、 明るい気持ちを感じる考え方にアクセスする達人になっていく。  

 

そうすると、目の前の他人の言動、好きな人の言動で意識がブレることがないから、感情を明るく保つこともできるし、   とにかく機嫌の良い人、エネルギーが高い人、エネルギーを与える側の人になっていくことができる。  

 

基本、ネガティブな雰囲気をまとっている人にはどんどんネガティブな出来事が集まってくるもので、 それは周りの人の人生を見ていても体験的に分かるんじゃないかと思います。  

 

明るい雰囲気をまとうこと、そういう意識を持てること。  

 

ここを、徹底的にトレーニングしていきましょう。  

 

そうすれば、もっともっと恋愛を楽しむことができるので( ̄▽ ̄)    

 

 

 

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メンタルを強くする5つの方法。

 

 

今回は、メンタルを強くする方法について書いていきます。  

 

メンタルを強くするって、どこか抽象的で、どうしていいか分からない、できているようでできていないと感じることってあると思います。  

 

ただこの記事ではあくまでも、 具体的に実践しやすい、効果を実感しやすい、日常の中で「あ、メンタル状態がすごく楽になったな」「落ち込まなくなってきたな」と感じてもらえるような内容について扱っていければと思います。  

 

 

自分を責める以外の選択肢を持っている


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さて、まずは「自分を責める以外の選択肢を持っている」ということ。 これは、あまり言われないことかもしれない。

 

ただ、メンタルが弱い、自信がない人の特徴というのは実は、「自動的に自己否定や自分責めを選択してしまう」ところにあるんだ。

 

思い当たるところがあるかもしれないのだけど、例えば、うまくいかなかった、ミスをした、失敗した。 そういうとき、自動的な反応として「ああ、自分はだめだ」と感じることってないかな?  

 

特にメンタルの弱さを感じるのはミスをしたとき、失敗をしたときだと思う。  

 

そういうときに「自分を責めてしまう」「自己否定してしまう」ということが、メンタルの弱さの最大の原因になる。   そして、メンタルの弱さを感じやすい人は、ある意味で「自動的に」自分を責めたり否定するということをやってしまうんだよね。

 

  実際には、ミスをしたのは「初めてだったから」かもしれないし、「睡眠不足だったから」かもしれない。 もっと言えば誰だってミスはするわけだから「そんなこともあるさ」と思ってもいいのだけど、そうは思えない。  

 

まず、一番最初に「自分を責める」「自分を否定する」という選択肢を取ってしまう。それがメンタルが弱いと呼ばれる人の特徴なんだね。

 

で、ここで大事なのはそれが「自動」で行われているということ。  

 

自動なので、本人の自覚なしに、無意識に自分の何が悪かったんだろう?なんて自分はダメなんだという風に感じてしまう。

 

で、余計に緊張したりしてさらにミスを重ねたり、そもそも何かにチャレンジすることが嫌になったり、自信を失ってしまったりする。  

 

メンタルを強くしていく上で大事なのは、これはメンタルジムでよく言うことなのだけど、とにかく「気づく」こと。  

 

まずは自分自身の自動モードに気づいていくことが大事。自分の心の中で何が起こっているのか。 どういうことが起こった結果として、今の気分の悪さを感じているのか。

 

その心の中の動きを観察できるようになることが、メンタルトレーニングの基本になる。  

 

自動的な思考に「気づき」、その自動的な思考を止めること。  

 

まず、そのトレーニングがから始めていく。自分がネガティブな気持ちを感じたら、まず自分が自分を責めていること、否定していることに気づこう。  

 

 

否定以外に意識を向けるトレーニン


shutterstock_678658732    

 

 

そして、ここから次のステップに入っていく。

 

  気づくことができたら、次は意識を別のものに向けることが大事になる。  

 

心理学の実験でも明らかになっているのは「〜〜を考えないでください」と言われると、〜〜のことを逆に考えてしまうということ。  

 

ピンクの象のことを絶対に考えないでください!と言われたら、ピンクの象のことを考えてしまうよね。  

 

だから、否定的というのはあまり意味がなくて、 「自己否定しないでください」「自分を責めないでください」と言われても、自己否定や自分責めをやめることはできないんだ。

 

  そうじゃなくて、大事なのは意識を別のものに向けること。  

 

具体的には、例えば失敗したのであれば、失敗した原因を「自分が悪い」というもの以外に向けていくことが大事になる。

 

  失敗した原因に何があるか、ぜひ一度冷静に考えてみてほしい。  

 

さっき挙げたのは「まだ初心者だから」「睡眠不足だった」というもの。

 

こういうのを「言い訳だ」と考えてしまうかもしれないけど、それは違う。  

 

実際には、「自分を責める」ことの方が言い訳であるところがあって、自分を責めたところで解決策は見えてこない。  

 

じゃあ次どうするのか?が見えてこないんだよね。  

 

結果、次も同じミスをしてしまったり、状態やテンションが下がっているので、もう一度取り組むこと自体できないかもしれない。

 

  そう考えると、自分を責める方が明らかに建設的ではないよね。

 

  だから、失敗やうまくいかなかった原因を自分以外のところに見つけることに躊躇する必要はないんだ。  

 

なので、どんどん見つけていってほしい。

 

冷静になってみると、色々と原因があることが分かると思う。  

 

「効果的なやり方を取ることができなかった」 「まだ練習量が足りなかった」 「必要な知識がなかった」 「そのときはたまたま忙しくてミスのしやすい状況だった」 「他に悩み事があった」 「メンタルの高め方を知らなかった」 「自分責めをする癖があった」 「緊張して力を発揮することができなかった」   などなど。

 

冷静になってみると、実は自分を責める必要などないと感じられるような理由が見つかってくるんじゃないかと思う。  

 

例えば、恋愛の場面でも、   「タイミングが悪かっただけ」 「相手との相性がでよくなかった」 「アプローチ方法を焦りすぎた」 「どういう言葉を使えばいいのか分からなかった」 「ちょっとした無知が原因」   などなど、色々と自分の責める以外の選択というのは用意できるはず。  

 

そうやって、「自分を責める」「自分を否定する」以外の選択肢を持つことが大事になるんだね。

 

自分を責めなくていいよ、自分を否定しなくていいんだよ、と良く言われるし、それはその通り。

 

自分に自信を持てばいい、自分を愛していい、とも言われる。それもその通り。

 

 ただ、現実にミスをしたとき、失敗をしたとき、自信を失いかけたとき。   自分を責めなくていい、自分を否定しなくてもいいと言われても、自分責めや自己否定をやめることは実は難しい。

 

否定形で自分に言い聞かせても、結局は否定を頭に連呼することになっているから。

 

  自信を持てと言われても、自分を愛していいと言われても、抽象的すぎて実際には何をしていいか分からないということが今まであったかもしれない。

 

  そういう風に言われても何をしていいかよく分からないし、実際、効果はないんだ。

 

  ということは、あなたが今までそういう情報を得ていたけど変われなかったという場合、それも仕方のないこと。

 

それも、あなたのせいじゃない。 そこでも自分を責める必要はない。  

 

きちんとしたトレーニング方法、実践しやすい方法論さえあればいいだけなんだ。

 

そして、その方法というのが「冷静に原因を分析する」「落ち着いて自分を責める以外の選択肢を取れるようになる」ということ。

 

それができるようになると、「メンタルが強くなった」と自然に感じられるようになります。  

 

 

受け入れるトレーニン


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  次は「受け入れる」ことについて。

 

受け入れる力が強い人は、メンタルが強くなる。  

 

例えば、完璧じゃない自分を許せる。できないことがある自分を受け入れる。  

 

そういうことができるようになると心の状態は安定し、行動レベルも安定してきます。  

 

自分の話をさせてもらえば、 受験勉強をして京都大学を目指していたとき、とにかく自分の頭の悪さに絶望することが多かったんだけど(笑)、

 

そのときはひたすら「頭が良くない自分を受け入れることができない」という状態だった。  

 

地頭的な頭の良さが全然なくて、とにかく理解するのが遅い。

 

話についていけない、先生が何を言っているのか分からない、特に数学などの理系科目はちんぷんかんぷん。

 

理系ができる男子の方が頭が良いイメージってあるよね。  

 

そういうイメージが自分の中にもあったから、とにかく数学などの理系科目が苦手自分のことが嫌いで、そんな自分を受け入れることができず、頭が良くないことを責め続けていた。  

 

自分はもう社会とか、英単語とか、そういう「暗記」で何とかするしかない運命なんだと思い悩んだほど(笑)、自分の理解の遅さが嫌いだったんだ。  

 

でも、浪人時代に「もう、これが俺なんだから、仕方ないじゃないか」と思うようになった。  

 

そう思うようにした、と言ってもいいかもしれない。  

 

そうやって自分に対して「仕方ないじゃないか」と言えるようになってから、自分と現実をしっかり直視することができるようになったんだ。  

 

そうなると、自分を責めることも減る。  

 

自分を責めることが減ると、失敗やミス、点数が取れないという現実が来ても「仕方ない」とか「やれることを積み重ねていけばいい」という思考になることができる。

 

 

「受け入れる」ことによって余計なネガティブを感じることが格段に減っていった。

 

 これがある意味、「メンタルが強くなった瞬間」だったんだね。  

 

受け入れると行動が楽しくなり、結果が出やすくなる


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  受け入れることができると、メンタルは強くなる。  

 

で、その結果自分に何が起きたかというと、「どんどん成績が上がる」というものだった。  

 

余計なネガティブを感じないから心が安定して、心が安定するから行動も安定する。  

 

さらに、自分を受け入れることができているから「今の自分に必要なこと」に取り組むことができるんだよね。

 

自分を受け入れることができていないときは、受け入れていないからこそ「自分のレベルに合っていないこと」をやろうとする。

 

でもそれは自分のレベルに合っていないから、難しい。

 

難しいから、できない。できないから楽しくないし、落ち込むし、自信を失う。で、また自分を責め否定する。  

 

そういうループにはいってしまうんだ。

 

そういうループに入ると、行動の量も質も格段に下がってしまう。  

 

そうなると、当然、成績は上がらない。  

 

自分を受け入れるメンタルがないと、そういうことが頻繁に起こってしまって、結局、結果も出なくなる。  

 

逆に、自分を受け入れられるようになると、今の自分に必要なことができるようになるから何かをすることも「楽しい」と感じられるようになるし、 「仕方ない」と色々なことに対して思えるようになるから心も楽になる。

 

自分のことを受け入れられるようになると、他人のことも受け入れられるようになる。

 

  他人がミスをする、失敗する、そういうときも一旦「仕方ない」と思えるようになる。  

 

そうすると、イライラすることもなくなっていくわけで、それは「メンタルが強い」と言えそうだよね。  

 

で、イライラしているという場所ではなくて、冷静に相手に何を言ってあげれば良くなるのか?を考えることができるようになる。  

 

ある意味、自分のイライラのために叱責するとか、自分の気持ちを発散させるために怒る必要性がなくなってくるんだ。  

 

そもそも自分の機嫌が良いから、冷静に、的確に、相手に何を言ってあげればいいのかを考える余裕が生まれてくる。  

 

そうなると、相手から見てもあなたは「メンタルが安定している人」に映るようになる。実際、安定しているわけだしね。  

 

そうなると、あなたはどんどん信頼されるようになるし、好かれるようにもなる。 メンタルが強いとは「メンタルが安定している」ということでもあるから、人から好かれたり信頼されるようになるんだよね。

 

逆に、上司がメンタルが不安定だったりすると、ちょっと信頼できないと感じそうだし、信頼云々以外にも一緒にいたら大変、一緒にいるとストレスになると感じたりすると思う。

 

メンタルが不安定な人と一緒にいるのは大変なものだから、人は基本的にメンタルが安定している人や機嫌が良い人を好むもの。  

 

だから、「受け入れる」ことができるようになってメンタルが強くなり安定してくると、どんどん人から好かれたり信頼されたりするようになります。  

 

それがメンタルを強くする最大の恩恵かもしれませんね。    

 

一時的だと考えるトレーニン


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さらに、メンタルが強い人の特徴として「一時的だと考えられる」というものがあります。  

 

これは、失敗したときもそうだし、これから目標を達成していこうとするときもそう。

 

失敗したときも「これは一時的なことで、必ず良くなっていく」という風に思うことが大事で、 そう思うからこそ取り組みを続けることができるし、落ち込みすぎずにいられる。  

 

失敗しても取り組みを続けることができている、落ち込まずにいられている。  

 

そういう人を傍目から見ると「メンタルが強い」ように見えるものだけど、 その人の心の中で何が起こっているかというと、「一時的なことだと考えている」わけだね。  

 

ここもこうやって「具体的に」していくことが大事で、基本的に「メンタルが強い」といのは抽象的すぎる表現。  

 

抽象的すぎる表現というのはトレーニングできるものではなく、実践も実行もできない。 自分を愛するも、自信を持つ、も全て同じ。  

 

それらは全て大事なことなのだけど、本当にそういう力をトレーニングしていくならば、具体的にすることが大事なんだ。  

 

具体的に何をすればどんな力がつくのか。そこを明確にしなければ、トレーニングをすることができないし、効果を期待することもできないんだね。  

 

失敗したとき、うまくいかなかったときは「一時的なこと」だと考える。  

 

また、例えば筋トレやブログなど長期的な取り組みが必要なことに関しても同じことが言える。  

 

筋トレやブログなどは最初の頃、なかなか結果が出ない。

 

その結果が出ない時期に対しても「これは一時的なことだ」と考えられるから、続けることができるわけだね。  

 

続けることができるのは、「先に必ず良くなる」「今はまだ一時的に結果は出ていないけど、必ず結果が出る」と信じる、そう考えることができているからなんだ。

 

  そうやって結果が出ない時期も取り組みを続けることができている人は「メンタルが強い」ということになると思う。  

 

失敗したときも、結果が出ないときも、取り組みを続けられる。  

 

それは「これは一時的なこと」だと考えることができる、そうういう思考やメンタル習慣を持っているからなんだね。    

 

 

 

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